素晴らしい時間が過ごせました。
クライバーの指揮でウィーンフィルが奏でるモーツァルトとブラームス。演奏を聴く素晴らしさだけでなく観る楽しさを自宅で味わえるとは、まさに至福の時間が過ごせました。絶対お勧めです。
ブラームス2番は必聴の名演!!
まずクライバーの指揮姿を見れるのがうれしいです。 個人的には普段は音さえ聴けりゃいいやという意見なんですが、彼の場合は別です。 場所によってはまったく拍を刻まなかったりするのですが、音楽に応じて小さく、あるいは大きく動かす腕の動きに引き込まれます。リンツもなかなかの名演です。古い版を使っているらしく、アーティキュレーションなどに古さを感じますが、表現の深さは別格です。モーツアルトのシンプルな楽譜にこれほどまでにいろんな色彩が詰まっていたのかと思います。テンポの緩急も少しやりすぎかもしれませんがかなり面白いです。 そしてブラームス。これはものすごい演奏です。クライバーのブラームスは4番がCDで出ていますが、それよりはるかにこの2番は凄いです。 映像だからこそ分かりますが、クライバーがよくやるプルトごとに逆弓にして、ダウンとアップによる音の差を無くす奏法が随所でとられ、そのため音楽が切れ目無く盛り上がっていきます。特に1楽章はこれがすさまじいばかりの効果を挙げています。4楽章の終盤への盛り上がりも凄いです。 少し気になったのはモーツアルト、ブラームス共に3楽章で妙なノイズが目立つことです。木管のメカニックノイズとも違うような気もするのですが…ヘッドフォンで聴いたので余計そう思ったのかもしれませんが。 以前から思っていたのですがユニテル製作のLDは全体的に音が荒い気がします。CDはあれだけ積極的にリマスタリングしているのですから、LDのDVD化でもやって欲しいと思いました。(5.1chにしたりはしないで欲しいですが) こういうCDでは聴けない名演もあるわけですし。
音楽を聴く、観るよろこび!
カルロスの変幻自在の棒、それにくらいつく名門ウィーン・フィル。作品の要所要所でみせつ絶妙なアンサンブル!これほどまでにブラームス、モーツアルトがスコアに書き込んだアイデアを明確に聴衆に提示できた演奏記録はないといえよう。そして ウィーン・フィル各ソロの美しいこと! 聴くたびに時間の経つのをつい忘れて聴き進んでしまう。 初心者にも、そしてクラシック通の人にも、ぜひ試してもらいたいディスクである。
ユニバーサル ミュージック クラシック
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