機動戦士ガンダムSEED 10 [DVD]



機動戦士ガンダムSEED 10 [DVD]
機動戦士ガンダムSEED 10 [DVD]

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1979年に放送開始され、そのハードなストーリーでロボットアニメの歴史を塗り替えた「機動戦士ガンダム」。以後断続的に製作されているシリーズの、2002年放送のTVアニメ。これまで「宇宙世紀」を舞台にしたものには「機動戦士」、異なる世界観のものには別の名称を用いていたが、本作は「宇宙世紀」以外を舞台としつつも「機動戦士」と名付けられた初めての作品。
時代はコズミック・イラ70、コーディネイターと呼ばれる新人類の存在が社会的に認められて数十年後。宇宙空間を主な活動拠点とする彼らと、地球側の人々との間に戦争が勃発、その1年後から物語は始まる。コーディネイターでありながら彼らと親友を敵に回してしまった少年キラの葛藤を軸に物語は展開する。(田中 元)



アスランと再開  キラとカガリの真実

地球軍の宇宙進行を阻むザフト軍のマスドライバー破壊作戦。ザフト優勢に見えたが、
ついに初お目見えの、地球軍の量産型MSストライクダガーで反撃開始。(GMみたいだ)
しかし、ザフト軍の兵器グングニールの電磁波で、
マスドライバー破壊を始めに、MSダガーや戦車など機能停止、パナマ守備軍は壊滅に。

アラスカ攻略でサイクロプス自爆により、壊滅したザフト軍の仇と言う名の下で、地球軍の捕虜を次々に虐殺。
これが戦争…そして条約破り。ナチュラルはいらない!
(動けない敵を撃って何が面白い)と言ったイザークは、少し大人になった気がします。

オーブ軍のモルゲンレーテ社とマスドライバーを、求めブルーコスモスの盟主アズラエルと共に地球軍が進行。
(アズラエルもなかなかの男前ですね。)
地球軍の圧倒的な物量、フォヴドゥン・レイダー・カラミティを中心に大暴れ!オーブは危機。
この強化インプラントの三人はとてもいい味を出している。

再び再開したキラとアスランの心の中の、これまでの想い、これからの想いも分かり合えて、アスランの迷いも無くなってきた。

そして、男として少しは好意に想っていたキラは姉弟!ウズミは自爆!カガリは色んな意味でショックが大きいと思う。
「暁の車」の曲と共に、フリーダム・ジャスティスの奮闘。
アークエンジェルとクサナギは、地球軍の追撃を振り切り再び舞台は宇宙へ。
コーディネーター・ナチュラル・クライン派の互いの想いがぶつかる

やはりガンダムSEEDは最高ですね。
ついに星一つ

ニコルやトールの死は、アスランやキラにとって「戦争だから仕方ない」で許せる程度のものだったのですか?

もし、アスランが私で、キラが十年以上つきあっている私の親友だったら、と想像してみましたが、私は親友と和解できません。殺してやるとまでは思えないけど、もう二度と会いたくないと思います。もう、昔の無邪気だった二人には戻れないのだと、涙で決別すると思います。

SEEDもそういう展開にしていたら、もっと良い作品になっただろうし、戦争の虚しさをもっと伝えられたのでは?

SEED好きだったのに、キラが復活してから肩透かしになって残念です。
強化人間

強化人間が登場するが、連合軍の研究なのか、ブルーコスモスが兵器として造らせたのかは
定かではないが、アズラエルが中心となって動いているところを見ると多分ブールーコスモスの実験体なのだろう。

これと似ている強化人間に、「ダークエンジェル」という数年前のアメリカのテレビドラマシリーズを思い出す。
首の後ろのバーコードで管理された改造人間兵士として造られた彼等には、
それぞれ人格もあり普通の生活もできる強化人間であるが、このSEEDの場合は
人間として生活できないほどあまりにも酷い状態のようだ。

イラクの自爆テロでは小さい子どもたちが兵器となっている事もあり、
現実の世界でも勝つために非道になる人間の恐ろしさをニュース等で知っているが、
まさかここまですごい彼等をみていると痛々しい限りである。

戦うまともな理由は彼らになく、やられるから戦うだけという。
そしてその理由だけで戦う彼等は、多くの命を奪っていくのだが、はたして罪の意識あるのだろうか。


イラクもSEEDの世界もすべて大人の指示でやっている戦争。
そして犠牲になるのは同じ子どもたちである。
戦争には理由があるから否定できないと果たしていえるのだろうか。

殺戮と狂気と孤独の実験体・・・連合三人組と戦場の匿名性の悲劇

ガンダムSEED自体、個人的には良い作品ではないと思う。
(ファンの方、すんません)
とにかくアンバランスなのだ、だからこの巻が来るまでは流し見程度しかしていなかった。
しかしこの回から登場するブルーコスモスの頭目アズラエルと連合三人組は面白い。
特に連合三人組のオルガ、クロト、シャニ。
ガンダムシリーズの強化人間の中でも最も凄惨な設定と描写、そして結末が待っている。
彼らが出てくる度に吐き気がすると同時に惹き付けられる。
人格も肉体も調整管理されがんじがらめの実験体。
その彼らが自由になれるのはまさしくコクピットの中だけであり
作られた戦闘衝動が戦場で敵兵を殺戮していく。
しかも主人公サイドは彼らの境遇も存在も最終回まで気づく事はない。
認識されるのは機体だけ。
キラ・ヤマトは自分が戦う運命を嘆いているのだが
自分よりもはるかに残酷な運命を持った敵兵がその機体に搭乗している事に
まったく気付かなかった。

「人は経験したことしか知らない」

当たり前のクルーゼの言葉を重く感じたのは
この三人組がこのアニメに存在していたからである。
とにかくこの巻から最終回まではテンションが上がりっぱなしの連合サイド。
(出番少ないんだが)
哀れんでも逆上して殺し返してくるような生の感情が当方心地良かった。

後、面白いのはディアッカ。
人間、ひょんな出会いで運命も主義もスタンスも変わっていく。
気になった女の子一人の為に自分の生き方を変える。
高尚な理想ではなくその子と自分の住む世界の折り合いをつけるために動く。
なんて人間らしい選択だろう。素直に感動できた。

ちなみにこの巻は続編の「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に繋がる。
国家指導者が主義を貫いて交戦した場合、一般市民がどういう運命をたどったのかは次回作で。
あの戦場の火線の下、逃げていた民間人は居たのだ・・・戦場に居合わせた兵士達は気付いていない。
ガンダムが見つめあうとは

中立を貫いたアスハ代表の決断には賛否両論は当然でしょうね。
最高の涙涙のシーンには恐れ入りました。ぼくは好きですよこういうの。

これは、制作側も、多分揉めてたでしょうね。
批判も承知の勇気ある展開ということで、ぼくは納得しています。

それよりも、あのガンダムが見つめあうシーンには参りました。

本来、冗談でもロボットに表情があるなんて考えられないのに、
SEEDのガンダムには、心があるんじゃないかとつい思ってみてしまうのです。
とても不思議な感じでしたね。






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